STEP 0: はじめに — この研修の歩き方

ようこそ! この研修では、Webアプリを自分の手で作って、世界に公開します。 まずこの導入編で全体像と準備を整えてから、フロント編へ進みましょう。技術の知識はまだ不要です。

▼ このガイドの使い方
📘 進め方
  • 左のサイドバーの STEP をクリックすると移動します(キーボードでも: Tab で移動 → Enter で開く)
  • サイドバー上の「編」切り替えで、フロント / バック / インフラ編へ行き来できます
  • 各STEPは「やること / 到達チェック / 学ぶこと」で要点が分かります

STEP 1: 全体像とゴール

やること作るものと、目指すゴール(2段階)を理解する
到達チェック第一/第二目標と、3編(フロント/バック/デプロイ)の関係を自分の言葉で言える
学ぶことこのプロジェクトの全体像
▼ 作るもの と ゴール

作るのは 「車種選択型 割賦シミュレーター」 ── マイカーローンの月々の支払額を計算するWebアプリです。

第一目標(全員必達)支払条件(車両価格・頭金・年利・回数)を入力 → 計算 → 結果を表示する
第二目標(余力で挑戦)車種カタログから選ぶと価格が自動で入る(応用編)

👀 これが完成イメージ(別タブで開きます): 完成サンプル(割賦シミュレーター)

▼ この1つのアプリを「3つの編」に分けて作る
① フロント編画面・操作
② バックエンド編計算API・車種API
③ デプロイ編世界に公開
なぜ分けるのか? 「見た目・操作(フロント)」「計算やデータ(バック)」「公開(デプロイ)」と役割を分けるのが本物のWeb開発だからです。フロントは計算ロジックを持たず、計算API(サーバー側のプログラム)を呼び出して結果を受け取ります。この計算APIはバックエンド編で自分で作ります(フロント編ではまず仮のAPIで動かし、あとで本物に差し替え)── フロントとバックの分担を1つのアプリで体験できます。

STEP 2: 10日間の流れ

やること10日間で、いつ何をするかの大枠をつかむ
到達チェック今日が全体のどこにあたるかが分かる
学ぶことスケジュール感
▼ スケジュール(全10日)
Day 1人事オリエンテーション・目標設定
Day 2現場(メンバー紹介・業務紹介・テーマ理解・環境構築)
Day 3〜5フロント編(画面づくり → 計算APIに接続 → 結果表示)
Day 6〜7バックエンド編(計算API・車種APIを自分で作る)
Day 8デプロイ編(S3 + CloudFront で公開)
Day 9まとめ・発表資料づくり・発表練習
Day 10午前: 人事座談会 / 午後: 成果発表
基礎学習(Udemy)は、研修の中で必要なところを見ながら進めます(見て → すぐ手を動かす)。早く終わったら前の工程に戻って磨くのもOK(一方通行にしません)。

STEP 3: 前提知識(事前学習)

やること必要な前提知識と、その学び方を確認する
到達チェック「何を知っていれば進めるか」「分からないときどうするか」が分かる
学ぶこと学習の進め方
▼ 必要な基礎

HTML / CSS / JavaScript の基礎は Udemy で学べますHTML が未経験でも大丈夫 ── 各STEPを進めながら、必要なところを Udemy で見て、すぐ手を動かす形で身につけます。

HTMLタグで画面の「部品」を置く(入力欄・ボタンなど)
CSS色・余白・並びで「見た目」を整える
JavaScriptボタンを押したときの「動き」を付ける

研修ならではの部分(fetch でAPIを呼ぶ・入力チェックなど)は各編で丁寧に説明します。基礎を全部覚えてから始める必要はありません。

▼ 詰まったときは
🆘 分からなくなったら
  1. まず Udemy や公式ドキュメントを見返す
  2. ブラウザの F12(エラー表示)を読む(STEP 4 で説明)
  3. メンターに聞く ── 遠慮はいりません。詰まったら早めに相談しましょう

STEP 4: 環境構築

やることコードを書いて、すぐ画面で確認できる状態を作る
到達チェック自分のHTMLが Live Server でブラウザに表示できる
学ぶこと開発の基本サイクル(書く → 保存 → 確認)
▼ セットアップ手順 (画像はクリックで拡大)

1VSCode(エディタ)をインストール

公式サイト code.visualstudio.com/download から「Windows 10, 11」を選んでDL → .exe を実行。基本は「次へ」で進めてOK。「追加タスクの選択」画面だけ、次のチェックを入れておくと便利:

  • デスクトップ上にアイコンを作成する ── デスクトップから起動できて分かりやすい
  • PATH への追加(デフォルトでON。そのままにする)
  • その他(エディターとして Code を登録 など)はデフォルトのままでOK
VS Codeインストーラの「追加タスクの選択」画面。「デスクトップ上にアイコンを作成する」「サポートされているファイルの種類のエディターとして Code を登録する」「PATH への追加」にチェックが入った状態

完了したら VSCode を起動する。

2拡張機能 Live Server をインストール

左サイドの拡張機能アイコン →「Live Server」を検索 → Install。

Live Server 拡張機能(作者 Ritwick Dey)の詳細ページ。ロゴ・評価・操作ボタン・詳細/機能/変更ログのタブが表示されている

3自分の作業フォルダを作り、最初のHTMLを Live Server で開く

この先のコードはすべて自分のPCのフォルダに書く(このガイドはブラウザのURLで読むだけ ── 手元に用意するのは「自分のコードを書く場所」だけでOK)。次の3つをやってみよう:

  • デスクトップなどに作業用フォルダ(例: kappu-app)を新規作成し、VSCodeで「ファイル → フォルダーを開く」で開く
  • そのフォルダに index.html を新規作成し、<h1>こんにちは</h1> など簡単な中身を書いて保存する
  • index.html を右クリック →「Open with Live Server」→ ブラウザに表示されればOK(保存するたびに自動で更新される)。このフォルダを次のフロント編でそのまま育てていく

4ブラウザで F12DevTools(開発者ツール) を開く

ブラウザに最初から付いている開発者向けの道具箱。「なぜ動かない?」を自分で調べるための最強の武器です(開き方: F12 または 画面を右クリック →「検証」)。研修でよく使うのは次の3つ:

タブ何が見える研修で使う場面
Console
(コンソール)
赤いエラーメッセージ、console.log() の出力、その場でJSを試し打ち 動かない時にまず開く。赤い文字を読めば原因の大半が分かる
Network
(ネットワーク)
サーバーとの通信を1件ずつ(宛先URL・ステータス・送ったデータ・返ってきたデータ) fetch が成功(200)か失敗(400)か、APIに何を送り何が返ったかを確認
Elements
(要素)
表示中ページのHTMLタグとCSS。その場で書き換えて見た目を試せる タグの入れ子を確認、CSSを一時的にいじって調整の当たりを付ける
見本アプリで「計算する」を押し、DevTools の Network タブに calc への通信(POST・ステータス 200 OK)が表示されている画面

STEP 5: 準備完了チェック

やることスタート前の最終確認
到達チェック下が全部できていれば準備完了 🎉
学ぶこと
▼ スタート前チェック
✅ チェックリスト
  • 作るもの・第一/第二目標・3編の関係を理解した(STEP 1)
  • 10日間の流れと、今日の位置が分かる(STEP 2)
  • 環境構築できた=Live Server で自分のページが開ける(STEP 4)
  • AWSアクセスをメンターから受け取った

準備ができたら、いよいよ画面づくりです。

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